
皆さん、こんにちは。鷲見です。
春ですね。
眠くなっちゃいます。
眠いです。
「腰イテェなあ」
「指の関節がイテェ」
「耳の中がイテェ」
体の痛み発生源が少しずつ増えて
経年劣化を体験しているわけですが、
卒業される皆さんは
その肉体が
最盛の時期であると推測します。
まあ、せいぜい
楽しんでください。
ケッ!!
卒業ですね。
毎年いますけど、
例にもれず
今年も医療従事者になる人、
病院に就職の人もいて
尊敬ですし
若干の心配でもあります。
あまり焦らずに、気を付けて。
皆さんが
大学や専門学校を卒業し
社会に飛び出していくにあたり
すみ少年が
衝撃を受けた
昔話を1つ
話したいと思います。
小学校5年生の頃
ある課題が
担任の大野先生から出されました。
正確なものは覚えていないのですが
1人で苦しんでいる(いじめられている)クラスメートに対してどうする?
というものでした。
討論の流れから
1人の友達はできた、ただ環境に抗うことができない。
友達になってくれたその子に価値はあるのか?
子どもなので残酷です。
そのテーマに対して意見を出し合うことになりました。
皆がいろいろな思いを言っていましたが
僕は
環境を変化させることができない限り意味はなく
苦しみは続き
今回のテーマにおいては
極論的にその友達に価値はない
と意見しました。
すると
それまでずっと静かに「討論会」を見守っていた先生が
椅子から立ち上がり
覇気をまとって
黒板に向かって歩き始めました。
「それは違うぞ。」
歩きながら、
そうつぶやき
少し憤りをにおわせ
先生は教卓で構えました。
「かつひこの考えは明らかに間違っている。
なぜかわかるか?」
「わからない。だって環境から抜け出せてないんだよ。その友達といっしょじゃ。」
「環境からは抜け出せないかもしれないし、苦しい環境から救えていないかもしれない。
でも、そのクラスメートの心はどうだ?気持ちは?考えてみたか?想像したか?
いままで一人で苦しみと闘ってきていた。
そこに友達ができた。
それはかけがえのない価値にならないか?
その子の心は大きく救われていないか?
そのことが何よりも大切じゃないか?」
なんだか怒られているような感じでしたが
熱さはとても覚えています。
そしてそのときに衝撃的に知りました。
人は
社会と対峙するだけではなくて
自分自身と
つまり自分の心と対峙しなければならないのだと。
環境に対しての自身の状態以上に
自分の心の状態の管理がとても大切なのだと。
「自分の心」を認識し
突然
別のドアを開かれたようで
本当に衝撃でした。
みなさんは
これから
社会で
いろいろなことを経験する中で
否応なく
自分自身と対峙することになると思います。
矛盾、軋轢、不合理、不条理、対立、葛藤 などなど
よくもまあ
悩める題材を
こんなに多種に用意してあるよなと思うほどに。
ただ、
大切なのは
大野先生の言うとおり。
心の在り方だと思います。
誰もが
いろいろなことを抱えており
それでも
元気で幸せな楽しい人もいれば
すべてを持ち合わせていそうなのに
苦しみにもがく人もいます。
僕は
せっかくなら
与えられた時間を
楽しく生きたいなと思っています。
そして
叶うなら
ほんのちょっと人の役にたちたいと思っています。
皆さんは
これから
どんなに
今までに埋め込まれた
価値観を高め
行動規範を精錬しても
競争のメビウスの輪から自由になることはありません。
たぶんで
おそらくなんですけど
これ
「絶対」です笑
永遠に
ハムスターみたいに走るのが好きならいいんですけど。
別の軸に価値を探しに行ってください。
行動規範の全く違う他者と交流してください。
それは大変勇気のいることであり
大変困難なコミュニケーションとなるかもしれませんが
その稀有な経験は
何よりも財産となり
もしかしたら
人生におけるかけがえのない友や先達との出会いを導いてくれるかもしれません。
まあ、
しばらくは
これまでの価値観で
ゴリゴリ
ゴリラーマンとして働いてみてください。
いろいろと知ることができます。
社会ってところは
とっても面白いのです。
きっとわかってきます。
多くの人は
1つの軸で
ものごとの
ほとんどを見ようとします。
でも、
実は
何種類もの別軸があるのだということを
頭の片隅においておくといいと思います。
何を言っているのかわからない?
それでは
ほんのちょっと役に立ってやろう。
この
塾長が
頭のわるい君たちにも
わかりやすく説明してやるゼ。
お酒でも吞みながら
楽しく
楽しく
解説してやるゼ。
思う存分
楽しく生きろよ!!
みんな
がんばれよ!!
卒業おめでとう!!!!