グレート スタート !!

みなさん、こんにちは!鷲見です。

この前
エルトンジョンが映画に出ていたので
彼の曲をYouTube で聴いていたら

ディオンヌ・ ワーウィックとスティービー・ワンダーたちと
一緒に歌っている
あの名曲が流れてきました。

とんでもなく歌がうまくて
これだけ歌えたら気持ちいいだろうと
ちょっとだけ
歌ってみたものの

自分がスティービー・ワンダーでないことを
強烈に認識させるだけで
まったく気持ちよくなくて


次に
アース・ウィンド・アンド・ファイアーの September が流れてきました。
ライブバージョンで。

モーリス・ホワイトが異様な格好良さを放っていて
「このダサいダンスで、なぜカッコいいのだ?」
と、
そのダンスを少し踊ってみたものの
明らかにものすごく格好悪くて

どうしてモーリス・ホワイトはカッコいいのか
その理由を結構長い間考えたんですけど
夜中だったので
疲れてしまって



まあ、
とりあえず
彼らは自分にできないことをやっていて

見ていると
飢えや渇きを癒してくれて
なんとなく良い気分になって
就寝しました。



先日、
「大学の中間報告したいですー!」って
塾の卒業生から連絡が来て

中間報告ってなんだよ笑って思いつつ
いつもの
林君のお店で
お酒を飲みながら
話を聞きました。

それなりに楽しくやっているようで
良かったです。

ひさしぶりに
お酒を飲んだので
なんだか酔ってしまって
何を話したか
あまり覚えていませんけど、

「どんな仕事したらいいか。」
ということについては
結構悩んでいるようでした。







今年も
これから
社会に参戦する
塾の卒業生がいます。

よくまあ
毎年
継続して
卒業生いるよなと
自分で感心します。




新社会人のみなさんは
どんな仕事をすべきかの問いに
とりあえずの解を出し
その解に従い
社会に出ていくわけです。

なんだかよくわからないまま笑

ソクラテスは言いました
「唯一わかることは、自分が何も知らないということだ。」

賢人がそう言っているのですから

我々は
当然わからないことばかりなのです。

確実なことを追い求めることはやめて
不確かさを受け入れて
その中で
自分のできることを精一杯やって
すべてを出し切るように
行動してみるのはどうでしょうか。


そして
知る限り

皆さんは、
この “努力” ができる状態にあるはずです。

本当に
なんという幸運を享受しているのだろうと思っています。

自分の力を高めようとしたり
出し切ろうとしたり

そのようなことができる生得的な資質に恵まれ
後天的環境に恵まれていることに
気付くべきです。

つまり
めっちゃ幸運だってことです!

見渡せば
そうじゃない人々は
この世にたくさんいるわけで。



これから
いろいろなことがあるはずですが

まずは

「すでにラッキーだ!!」っていうことを覚えておくといいと思います。






「働く」って
生物的には自然じゃないよなと
なんとなく感じるわけです笑


ただ
100% 苦役ではありません。

どこかに遊戯性はありますし、
面白かったり
楽しかったりすることが
おおいにあります。

もし
まったく遊びのない

“100%苦役” であるのならば

さっさと別の道に切り替えましょう。

いくら労働が倒錯的であったとしても
苦役ではありません。






人生は
結構
はやく時間が過ぎていきます。

幸運を享受し、全力を尽くすこと。
人の声を聴き、
何よりも自分自身の “声” に素直になること、
それによって自身を守ること。
挑戦して、楽しむこと。
目標を見つけて、それに向かって成長すること。

人生は計画通りにはいかず、時には変更する必要もあります。
勝利することもあれば
敗北することもある。

きっと負けることの方が多いかもしれませんね。


だけど
僕らは
誰かのために社会で仕事をしているわけです。
誰かの要請があって
それに応えるかたちで
仕事をしているのです。

そのベースを忘れてはいけないですね。


スティービー・ワンダーも
モーリス・ホワイトも

自分では
上手く歌えないから
「代わりに歌ってほしい!」
という要請があって
それに応えるかたちで
歌い

我々を感動させているのです。







そこには
勝つとか
負けるとか

関係がなくて

自分の行ったことで
だれか一人でも救えたのなら
もうそれが
人生を良い方向に形作る要素になるのです。




でも
なぜか
若いうちは
勝ち負けに
めちゃめちゃこだわるんで

まあ
それはそれで
楽しくていいかなって思います。

頂点目指してください。
「2位じゃダメなんです!!」って言って
頂点目指してください。笑






善良なみなさんの
たどり着くところは

どんな道を歩んでも
きっと良いところでしょう!

自信を持って歩んでいってほしいなと思います。
歩み続けてほしいなと思います。




もちろん
疲れ果てちゃったり
辛く苦しくなってしまったりして

進めなくなることもあります。
休みが必要なこともあります。

そんな時は
スティービー・ワンダーのように歌って
癒すことはできませんが

ボロ雑巾のように働く笑
林のお店で
おいしく食べながら
話を聞くぐらいならできるので!

ときどき
酔っぱらった勢いで
珠玉の一言によって
道を指し

まさに
建っているだけで役に立つ
人間灯台。


人間灯台目指してるんで。




最後
よくわからなくなりましたが、



疲れちゃったら
連絡ください!!


元気になるよう
歌います!!






楽しく
元気に
すばらしい人生が送れることを願ってます!






よく
がんばったーー





みんな

卒業おめでとう!!!!!!!












大切なコトと信念

みなさん、こんにちは。鷲見です。

パット・メセニーが来ていたんだと
彼が帰国してから知りました。

静かで
心寂しいなと感じるときは
パット・メセニーの曲を再生することがよくあります。


本を読んだりするときは
基本無音ですが、

ときどき
彼の曲を流したりします。

今も
曲を流しながら
このブログを書いています。



心地よくて
好きなのです。


おじいちゃんなのに

元気に日本で公演するっていうのも
格好良いなって
思います。

Last train Home を聞くと
いつも切なくなるのはなぜでしょうか。
絶対に理由があると思うのですが
わかりません。

なにかのエンディング曲だったような、、




さて
国公立の二次試験は
真っ只中というところですね。

食事に気を付けて
ゆっくり休んで
良い睡眠をとって
2日目に集中です。

大学に進学すると
自分の進路に悩んだりして
「ちょっと相談いいですか?」
みたいな連絡が入ることが
結構あります。

「いいよー」と
時間があるときに
話を聞くわけですが、

仕事の話であり
専門的な経験の話である場合が少なくありません。

いろいろな職業についている生徒が多いので
その昔の生徒に
連絡したり
「こんな話、してたなあ。」ってことを伝えるわけですが

直接話した方がいいんじゃないって
いう時も多くて

そんな時は
連絡先の仲介をしたりして笑。

マッチングアプリ化しています。

自戒の念を込めて
鳥瞰的にアドバイスをすると

自分が大切にしている “信念” こそが
自分自身の次なる一歩を邪魔していることがあり

それによって
迷走や失敗を繰り返していることがあるということを
覚えておくと良いかもしれません。

まあ、
そういうこともあるよって感じのことですけれど。

人って
なぜか
整合性を優先しちゃうってことが
往々にしてあって

自身で
整合性を保つことに必死になったり

周りからも
整合性がとれていないと
「えっ??」みたいに
見られたりすることもありますね。





それが理由で
本当に大切なコト
本当に自分のしたいコト

そういうことが
見失われることが
あったりします。

不思議なことに。

信念も大事だし
正しさも大切です。

でも
次の進歩のために
自分の信念や考え方を疑う必要があることもあります。

周りの人や
自分の声に耳を傾けて
場合によっては
柔軟に変えていく必要があるのだと思います。

本当に大切なコトのためなら
信念は変えたっていいんですよ。
整合性がとれてなくったって
いいじゃないですか。

大切なコトのために変化をいとわない

そこに
僕は
人としての強さがあると感じますし
矜持を感じます。



自分自身を信頼して
本当に大切だと考える選択をして
まずは一歩進めてみましょう。

進んだからこそ
わかることも
たっくさんあるので。





勇気をもって
まずは
一歩目を!






友達世界

みなさま、こんにちは。鷲見です。
「キムチに、バッタ入っていたらしいよ~」という話を聞いて
バッタなら、なんとなく食べれるんじゃないかと思ってしまいました。

よく食べる、
というか
いつも食べている商品でした、そのキムチ。

イチゴの表面を顕微鏡で見た時、
なんだか
たくさん
ダニみたいな虫がついていて、
しかも動いていて

初めてそれを知ったときには
「ううぇぇぇぇーーー!!」って叫びそうになりました。

でも、
チビッ子の頃
田舎だったので、

野イチゴ、ブドウ、ハスカップ、ブルーベリー、
グーズベリー、サクランボ、グミ、すもも、

などなど
庭にたくさんなっていて

当然洗うことなく
そのまま
バクバク食べておりました。


10年以上。


どんだけの虫食べてきたんだよ、と。

胃酸よ、ありがとう。
溶かしてくれて、感謝。


ということで、
イチゴについている
ちっちゃな虫を食べたところで
たいした問題じゃないなと
落ちついております。



でも、
虫がヤバいというよりも

付着している菌が
ちょっとヤバい虫もいるので、
食べたいなら
適切に処理してから
食べましょう。






さて、
1月も終わりです。

受験シーズンで
話し合いというよりも
親子バトルになるケースもあります。

受験に限らず
「どうして、親の言うこと聞かないのでしょう??」

といった話を聞くことがあります。

こうしてみたらどうでしょうか、と提案などをすることはありますが、

ただ前提が間違われていることがあります。
おそらく、ほとんどで。




親の言うことを子供は聞きません。
親は子供の世界には存在しないからです。

まあ、実際は存在はしてますけど笑


人は社会的な生き物で
群れから排除されると生きていくことはできません。
その危険性に対する動作が
我々のプログラムに組み込まれています。

ある程度の年齢までは
親や家族の庇護下に子供はいて、
それが自身のすべての世界です。

しかし、
子どもは
ある時期から
「友達の世界」に転移します。

それが生きていくうえで
最重要の群れとなり
ここから追放されることを極端に恐れます。

よって
友だち世界のルールが最優先で
というか

絶対で

家庭でのしつけなど意味がないのです。

群れからの追放は生命の危機であるという
我々のかなり深淵に刻まれたプログラムに対して
理性や感情で解いて
理解させようとしても無理なのです。

ということで
「子育て間違っちゃったかな、、」なんという言葉は
完全にナンセンスです。

父親「なんだこの成績は?子供の教育は君に任せたはずだ。」
母親「私だって精一杯子育てしたわ!少しぐらい協力してくれてもいいじゃない!」
といった安いドラマのような両親の台詞は
完全に勘違いのセカイなのです。


子どもが成長するにあたり
子育てが正解が不正解かという余地が
そもそもないので
子育てという概念に意味がないのです。

この論文が発表された当初
アメリカでは
大論争になったそうです。
「子育てに意味がないなんて、ありえない!!」と。

まあ、気持ちはわかりますね。
でも、研究データは客観的で隙がなく
納得できるものです。

学術的に言えば
集団社会化理論というものです。



大雑把に言えば
人格を形成するものは
遺伝と環境です。

一卵性双生児が
まったく別の両親(養親)、まったく別の環境で育っても
高い類似率をもつという研究結果があり、

つまり
人格形成に遺伝が大きな要因であることを示しています。

遺伝は先天的なものですから

親として
子どもに影響を与えることができるとすれば
あとは環境です。

教育、子育て、ではなくて。



どのような環境に自分の子供を置くか、
ここが
親にとって最も大きな “仕事” です。

それしかできないのです。
残念ながら。








文を書いていて
いったい
何の話かわからなくなってしまいました笑


結局
親の言うことは
子どもは聞かないのです。

言うことを聞かなくても
それは普通なのです。


「友達の世界」という群れから出てきて
別の群れに所属するようになったとき

大人になってからってことですけど、


その時は
生きる力をつけており
理性が対抗している人格になっていて

親に対し
違った態度を示すようになります。






それまでは
親としては
子どもが
良い環境に身を置くことを願うしかないですね。


ちなみに
環境サイコーと考えられている
東大に行っても
ハーバードに行っても

「一番良かったことって何か?」という問いには
大方は
「優秀な仲間に出会えたこと」という回答に収束します。
そして
「えっ、それならクラブハウスで良いよね。大学って、、いったい、、」
という悲しい結論に至ります。

もちろん、
学部とか
専攻とかによるわけですけれど!!


受験前なのに
悲しい話をしてしまいました!笑



まあ
客観的な事実を受け入れて
「それでも!」って言って
前進できるときに
人はパワフルに飛び越えていけるものです。





体調管理
もう
めちゃめちゃ重要です。

自分のあらゆることをマネジメントして
堅実に前進しましょうーー!!





よく寝ましょう!











色のついている価値

皆様、こんにちは。鷲見です。

今年の冬は結構暖かいですね。
スキー場も雨で大変だとか。

年末ともなると
テレビで映画が放送されることも多く

何気なくテレビをつけると
「響け!ユーフォニアム」の劇場版が放送されていました。



有名だったので
名前だけは知っていましたが
観たことも
本を読んだこともなかったのですが、

京都アニメーションが制作しているということで
ダラダラと観てみることにしてみました。

面白かったです。
最近のアニメは本当に素晴らしいです。

凄いですね。
ホントに。

劇場版の中で
高坂さんのセリフに
「私、特別になりたいの。」
というものがあります。

このシーンで
高坂さんに
主人公は共鳴します。

高坂さんは
世界から
承認を得たいということを言っているのです。

それは
自分が「何者か?」という回答を
世界から返答されるということです。

「普遍的」な価値を得るということです。

”なんかわかるなあ~”って思ってみていました。
スペシャルになりたい気持ちはわかります。
1番ではなく、特別になりたいのです。

普遍的な価値のパワーが
ものすごいからです。
それが欲しいのです。

自分を確立したいのです。

でも、
本当にそれは大切なものなのかと
いつの頃からか
考えるようになりました。

世界から
特別であると認められることが
本当に自分にとっては
価値のあることなのかと。

より重要なことは
「特有性」の価値ではないかと。

苦しい時、つらい時、悲しい時
前に進むことが難しい時、

立ち戻り、
エネルギーを回復し
もう一度
前進するための勇気を与えてくれるのは

家族や友人、
一緒に大切な時間を共有した人、
一緒に目標に向かって戦った人、
もしかしたら
人ではなく
モノや、
カタチの無い何かなのかもしれません。

そういう
自分だけの
特有の価値のあるものではないでしょうか。

喜びや
楽しさを分かち合えるのも
普遍的ではなく
自分特有の大切なコトなのです。




自分だけの特有の価値、関係性を固めることの方が
人生を長く、鮮やかに彩ってくれるのではないでしょうか。

“特別を目指すな”
というわけではありませんが
普遍といいながら
世界の「特別」は移りゆきます。

特別であったはずなのに
移り行く価値により
自分がスペシャルではなくなった時
とても危うい状況になります。

大切であると思っていた価値が
消えてしまうのです。



普遍ではなく
自分だけの
特有の価値を広げ、深めること
それが
人生を楽しむことにつながるのではないかと思います。

特有の価値は
不変ではないかもしれませんが
変化は穏やかであり

そして
世界は特有の価値を奪うことはできません。


大切にすべき価値って
そこにあるんじゃないかって
思っています。


まあ

でも、
10代や20代の人たちが
「特別になるんだ!」って言っているのを聞いたら

目指そうぜー!!って言うでしょうけど。








2023年、
もうすぐ終わりますね。

なかなか

面白い年でした。




2024年がはじまります。
自分だけの価値を大切にしていきましょうー!
きっと
彩を豊かにしてくれるはずです!










香り

皆さま、こんにちは。鷲見です。
ちょっと冬っぽくなってきました。

時間のある時に
何年振りかに
幽遊白書を読んでいます。

20年ぶりとか

そんな感じですね。


最近
葬送のフリーレンに夢中です。

名作かもしれません。

漫画も良いですし、
アニメも大変良い仕上がりとなっています。

アニメが漫画を超えることは
あまりないと思いますが、
この作品は
アニメの方が良いかもしれません。

なぜ、
それほどまで
惹きつけられるのか。

作品の根底にあるものは
喪失、孤独、悲哀、断念、

これが流れているからではないかと思っています。


物語は
魔王を倒し、勇者のパーティは解散します。

勇者パーティの一員だった
何千年という寿命の魔法使いフリーレンは

仲間たちと過ごした旅を
もう一度めぐり
亡くなってしまった人間の勇者や僧侶の想いを理解していく、

そんな話です。


終幕から始まる物語なのです。

死を通して生を見る
「死生観」という言葉がすぐに思い浮かびました。

毎回のように
フリーレンによって
勇者一行の日常の回想が行われます。

とても切なく描かれています。

その描かれた日常の思い出は
寿命の長いエルフにとって
大切なものなのでしょう。

でも、
大切なものを与えてくれた仲間たちはもういません。

やさしい温かさと
静かな喪失感を
とても上手に表現しています。



人は
どこかに孤独を抱え
たびたび
悲哀を味わいます。

その息苦しい感覚から逃れたいと
その逆を求めるわけですが

もし
人のベースに
孤独や喪失が自然と存在しているのならば
逃れることは無理なのです。

それらで
「どう自分を耕すかなあ」っていう方向で考えるべきじゃないかと。

孤独や喪失は
誰もが抱えていますが、
それによって心を耕せている人にはなかなか出会えません。

そのような人は
静寂を持っているのですが、
“香りのある人” と表現することがあります。



勇者ヒンメルは
魔王を倒す冒険の途中で

真の勇者のみが引き抜ける剣を
引き抜くことができませんでした。

その瞬間
彼は
自分が真の勇者であるという夢を失い
自分が真の勇者になることを断念します。

それでも彼は
前を向き進み始めます。

この “受容” は揺さぶられました。


孤独や喪失、断念、悲哀、
まずは
それらを受容することができるようにならなければなりません。

そして
静寂性として昇華させ
自分の中に取り込んでいくことが大切なんじゃないかと思っています。

つまりは
人間的な力量を高めることになるはずです。








“香る” 人になれるように
香水たくさんつけて
精進しようと思います。



改善欲にフォーカスする

皆さま、こんにちは。鷲見です。

ラグビーワールドカップ、終わってしまいましたーー。
午前4時起きも終了です。

準決勝からの試合は
一段と激闘でした。

ベスト4チームからみると
ジャパンはまだまだで、
かなり力が及ばないとわかります。

決勝戦は
前回王者の南アフリカと
ラグビー王国のニュージーランドの対戦でした。

1点差で南アフリカが勝利しました。

すごかったーー。
とっっても面白かったです。
盛り上がりました。

観客席には
フェデラーやジョコビッチもいましたね。


少し寂しくなります。
また4年後ですね!




さて、
推薦入試、総合型入試の対策が盛り上がっている
今日この頃です。

主に小論文対策をしているひとが多いと思います。

小論文だけではなく
志望理由書の添削も行ったりしています。

最初は
全然書けません。

小論文なんて
カタチになっていないことも多く、
添削の赤字だらけになることもあります。

逆に
驚くほど
小論文のカタチになっていることもあります。

違いは
何だろうなあと不思議に思うこともありますが、

基本的に
最初は
ほぼ書けないと思っていますので

提出されたモノが
小論文になっていないことは
何も問題ありません。

大切なことは
その添削された小論文を通じて
次に書く小論文がレベルアップしていれば良いのです。


何度か書いたことがあるかもしれませんが

なにかを表現するということは
自分ができるか、できないかの証明ではなく、
習得するための機会であることを
忘れてはいけないと思うのです。

ただ、
入学試験は
できるかできないかの証明が必要です。
黒か白かを求められています。

視点の変換は
難しいのですが
入学試験までの過程に注目すれば

たとえ結果が
不合格でも
たくさん習得したこと
成長したことがあると思います。

本人も周りも
結果だけを注目するので
難しい見方ではありますが
その視点を持つということは
そのあとの
人生において
大変重要なヒントになるはずです。

教育の過程で
どうしても自分の価値を証明したいという点に重きを置いてしまいます。

証明できなければ0で
証明できれば100

でも
本当は
0と100の間には
無数の成長ポイントがあります。

人は
成長することを目標にすることで
不安に負けずに
問題解決に立ち上がることができるようになります。

これはマインドセットの著者、
心理学者キャロル・ドウェック博士の研究でも明らかになっています。

能力を証明することを重視する人は
問題が立ちはだかったとき
早々に結論付け、あきらめ、意気消沈します。

しかし
過程を重視し、自分の成長に注目する人は
抑うつや不安に対処でき
問題を前に忍耐強く前進する傾向にあります。

少し考えてみれば
単純なことで
我々は
目標に向かって進んでいるときには
常に学んでいます。
わずかずつ
成長しています。

それはとても価値あることで
大切な気づきです。


自分の能力を証明したいと思うでしょうし、
結果を残したいと思うでしょう。
当然合格したいでしょう。

ただ、
負けることや
上手くいかないことの方が圧倒的に多いのです。

“100” にならないことがたくさんあります。

昔よりもより良くなっていること
成長していること

粘り強く
学び続けられるようになることが

結果的に多くの目標達成に導くと思います。

まあ、そっちの方が
幸せで、楽しいですしね。





じわりじわりと
忍耐強く
わずかずつ
前進し
陣地を獲得していく

そんなラグビー選手たちの
ひたむきさに
感動して観ていました。


少しずつ
少しずつ

でも
確実に成長しているのです。



楽しむ秘訣ですね。

無意識の協力

皆さん、こんにちは!鷲見です。
朝晩はいっきに涼しくなったこの頃、
風邪ひきそうです。
お腹を冷やさずに寝ましょう。


早朝から
ラグビーの試合を見ることが度々ありまして
睡眠不足で
頭が痛くなっていますが
あの感動的なスポーツを見ようと
頭痛に耐えて
早朝に起きています。



ラグビーは痛そうで、
恐ろしくて
自分には絶対にできないスポーツですが
ひたむきに前進する選手たち、

観ていてとても心をうたれます。

そして何より
面白い!!

奇跡の南アフリカ戦勝利から
見るようになって

最近はルールがわかるようになりました。

それぞれのポジションの役割も
理解できるようになり
ラグビーというスポーツの魅力に心奪われております。

それぞれの
専門的なポジションで
自分の仕事を全うし
スクラム組んで
全員で協力して
得点を取りに行くスポーツで

なんというか
大変カッコいいスポーツです。

まさに
One For All のスポーツです。


やりたくないですけど。
痛そうで。



さて、
私たちは
意識的に行動していると考えがちですが、
実は無意識に行動している場面の方が圧倒的に多いのです。

言葉やイメージは
我々の無意識に強く作用し
行動に影響を与えます。

無意識の強力さを
正しいとする
研究も多数存在しています。


誰かの存在も
行動の引き金や
継続の後押しになります。


同様の目標をもつ人が近くにいたり
共感できる目標がまわりの人から発信されたのなら、

それは
意識せずとも
自分の行動にポジティブな刺激を与えます。

環境が与える影響は
自分が思っている以上に大きいものです。

でも
無意識の強力な力を味方にするには
マインドセットの前提があります。

成長論者であることです。

自分の可能性を信じて
努力によって成長することができ、
挑戦は恐れることではなく
チャンスであり

失敗は愚かさの証明ではなく
貴重な学びの機会であることを
知っていることが大切です。

この前提があるのであれば
無意識は協力してくれます。



頑迷な決定論者は
才能に重きを置き
躓きは
自分の不必要さの証明という意識に捕らわれています。

それゆえ

安全な場所を好み
高い目標を拒み
努力を無能の証であると考えています。

ふとした瞬間に
自分を憐れむことになる

そんな危うさをもっています。

自己憐憫を纏ったとき
それは
ただ、辛い時間となります。



もちろん
遺伝による影響は大きな部分もあります。

それでも
多くの研究によって明らかになっているので

僕らは
自分の成長の可能性や
努力の価値に

ポジティブな輝きを見るべきだと思います。


なんといっても
挑戦こそが楽しみであり
学びの瞬間が潜在していて

それが
人間の素晴らしさなので。




1995年
ラグビーワールドカップで
日本は
ニュージーランドに145対17で大敗します。

たしか
この点差は
記録になっているはずです。

そこから
選手たちの直談判で
改革が始まり
強豪に善戦するようになり
ブレイブ・ブロッサムズ(BRAVE BLOSSOMS)=勇敢な桜戦士
と呼ばれるようになったそうです。

世界の強豪と互角に戦えるようになった日本、
BRAVE BLOSSOMS は
ユニフォームのマークとともに
きっと選手たちの心に刻まれ
それは
無意識の中で
強力に
日本に作用しているのではないかと思います。


それは
可能性を信じて
進んできたという前提があるからです。


受験はもちろんですけど
どんな方面でも
その後の人生でも

自分の可能性を信じて
進んでいってほしいと思います。


そっちの方が楽しいですし、

大変なことも
確かにいっぱいありますけど
ワクワクすることも
きっとたくさんあるので!!




かためる

みなさま、こんにちは。鷲見です。

この前
ダラダラと夜起きていたら
テレビでクライミングの世界選手権を放送しておりました。
Liveで。


女子の決勝で
日本人も2人出場しておりました。

8名で決勝を争います。
3位以内でオリンピック内定だそうです。

最初
ルールもわからず
見ていました。

2種目複合の競技だったようですが
とりあえず
完登すれば得点が取れて良いようです。

ボルダーと
リールという種目があり
合計得点で順位を決めます。

日本人選手は
オリンピック銀メダリストの野中さん
が出場しているようです。

指や足先はもちろんですが、
隆々の腕、肩、太もも、ふくらはぎの筋肉が
酷使されているのが
見ていてわかります。

どの出場選手も
動きやすいように
ほぼ水着のようなウェアです。

そんな中
もう一人の日本人出場選手の
森選手が出てきました。

なんというか

少女です。

19歳で
大学生です。

他の選手は隆々の筋肉がはっきりと見えましたが
彼女は
Tシャツに
下はジャージです。

きゃしゃな感じで、
他の選手と比べると明らかに小さいことがわかります。

服装と
飄々とした雰囲気から
中高生の部活動という感じです。


そんな森選手は
位置につき
課題のゴールを見つめ、
スタートします。


めちゃめちゃ登っていきます。

ついには

リールという種目で
全選手
トップの得点をたたき出し
複合種目の総合得点で
3位に入り
オリンピックの内定を獲得しました。


あとでわかったことですが
なんと
彼女は天才少女と言われていたそうです。

大学進学のため
競技を休止して
進学後に
再開して
今に至るということです。

リールの種目で
あと少しで完登でしたが
惜しくも
届かず

でも
周りは
大歓声です。

立ち上がって
観客や
コーチ陣は
「うおーーーーー!!」って叫んでいます。

一方
彼女は
ゴールを見つめ

どうすれば完登できたか考えているようでした。

降りてきて
観客の方に振り返り
雑にお辞儀をして
少しだけニッコリして
恥ずかしそうにちょっとだけ手を振って
選手の控え席に戻っていきました。

世界選手権なのに
一人だけ
部活っぽくて笑

ジャージって。


でも
ファンになりました。


清掃のおじさんかと思ったら
会社の社長だったみたいな感じで笑





パリオリンピックで
応援します!!





さて
夏休み。

もう、終盤か。



大人には
あまりない
夏休み。

昔、福山雅治が言っていました。
「元気な子供にさあ、夏休みなんて必要ないんじゃあな~い?
本当に必要なのはさぁ、大人でしょ!」


賛成。


受験生にとって
夏休みを利用して
大量の勉強ができるというメリットはありますね。

ただ
燃え上がるためには
条件があります。

「目標が設定されている」ということです。

人は求められている以上のことは
基本的にしません。

組織心理学者のエドウィン・ロックと
ゲイリー・レイサムの実験によって

具体的で難易度の高い目標が

人の高いパフォーマンスを生み出すことを発見しました。

これは
自分で設定しても
他人に設定されても
みんなで一緒に設定しても

どの設定環境であっても
同様の高いパフォーマンスを表現しました。

気を付けることは
その目標達成までの期間です。

もし
かなり未来の目標の達成であるならば
やる気が続かないかもしれません。

それを
回避するためには
何ができるのか。

それは
「なぜ?」を考えることです。




「最高峰の、”お元気大学”に進学したい!」

難度の高いお元気大学の合格は難しいものです。
そのために
かなり前から準備をしなくてはなりません。

1年前、
2年前、
いや、すみ少年は
そんなに頭が良くないので
3年前から準備は必要です。

3年前から
難関お元気大学に進学するための勉強を継続することができるでしょうか。

大変です。

できるでしょうが、
苦しくなって
勉強をしないこともあるでしょう。

もしかしたら
面倒さによって
お暇大学に志望変更するかもしれません。

かなり未来の目標は
やる気の継続が非常に難しいのです。

そんな時に
どのように考えるのかというと

「なぜ、お元気大学に行きたいのか?」
と、進学の理由を改めて思い出すことです。

どうしても

難関お元気大学に進学することが必要だったはずです。

その思考が
再度自分を奮い立たせます。

もともと
そんな理由はない、
または
お暇大学でもいいじゃん、

そんな思考に至るのであれば
はじめから
お元気大学を志望する権利はなかったということになります。

残念ながら
最初から目標を達成は不可能だったのです。

正しい思考で
正しい理由が設定されていると
未来の目標達成に向けて
苦しい時に
自分の “初心” が自分自身を助けてくれます。

でも、
想いだけで
難関目標を達成することはできません。

そのとき、その時に
「何を」するのかわからなければいけません。

具体的に、
そのときに
何をするのかがわかっていないと
目標達成に至ることはないのです。


「なぜ」は自制心ややる気を高めてくれます。

ただ、取り組む、その瞬間は
「何」の部分にフォーカスして
取り組む具体的な内容に集中します。

これをやって
あれをやって
その次これで
完了後、
それをやるかー

課されているタスクを完了させるように
自分がすべき内容に
意識を向けていきます。



年間計画を立てていますが
それをもとに
週間計画、
必要であれば
日々のタスクを管理することが大切です。

その計画やタスク管理が
難しい目標の達成を導きます。



時折、
目標達成が難しいと感じることもあるでしょうし
苦しい時もあるはずです。

そんな時は
「なぜ」その目標だったのかを思い出しましょう。
もう一度
夢が鮮明になるようにイメージし直しましょう。

それが
自分自身を助けてくれるはずです。


そして
奮起したのであれば
すべきことである「何」を意識し

「これ、やるんだー!」とチョコを食べながら塾長に言われた
学習内容に集中して取り組みましょう。






「なぜ」と「何」が
目標達成には必要です。


ちょっと意識してみると良いですね。











生徒が言っています。

「指定校で進学したーーいー!」

「”なぜ” なら、楽じゃないですかー。」
「学校の先生から、”何” の大学、学部があるか聞かなきゃ。」



イイですねー
「なぜ」と「何」がありますねー
こりゃあ
目標達成しちゃいますね。







楽しく生きろよーー









憂患の思考

みなさん、こんにちは。鷲見です。
とても暑いですね。

本日は昨夜からエアコンの風を浴びつつけて
鼻水が止まらない状況に陥っています。

熱中症とともに
エアコンにも注意しましょう。


「えっ?成績も良くて、勉強もしてて、問題ないのに、どうして塾へ?」

と質問することがありますけれど
それに対する回答は

「まあ、みんな行ってるんで、、」

ということが結構多くあります。



こちらとしては

成績が良いので結果は出る見込みは高く、
勉強ができているので、それを変わらず続けてもらうだけで、
入塾してもらえれば、お金が入ってきて ”ウヒヒヒヒ” 状態なので

メリットしかなのですが、

なんというのでしょうか、

どうしても
その ”怠惰さ” を見ないことにできなくて


「それ、塾に入る理由になってないよね。」

と、
一度キーエンスで徹底的にしごかれるべきセリフが口から出てしまいます。


君は
塾を探す前にすべきことがある
考えなくてはいけないことがある
姿勢を問い直す必要がある

みたいなことを言って
近くにいる保護者を呆れさせるという、笑。



そんなことを言う自分も
自分のこと
呆れてるんです。

もっと商売上手くなれよと。





その子が悪いわけではなく
育ってきた環境や教育が原因ではあるのですが

その病的な思考停止を
どうしても見てみぬふりができなくて

わいわいわーーい と言ってしまいます。

でも
正しいと思ってます。

そして
なかには
追い返されたあと

もう一度やってきて

「考えてみたんです。家族とも話したりして、、」

のように

なぜ塾が必要か
なぜ進学が必要か
なぜその目標なのか

自分なりに考えて
それを話してくれる人もいます。





数多ある人生の ”道” の中で
多くの人にとって
進学は
収束している1点のように考えがちです。

でも
進学しなくてもいいのです。

ほとんどの人が選んでいるオプションというだけです。


選択は
「なぜ?」と問うことを始める推論の所与です。



まあ
「なぜ?」と問うタイミングであるということを認識するための
オプションを表現していない周りの大人のせいではあるんですけど


それならば
この塾長が教えてやるよ

「行かなくてイイんだぜ!大学なんてー!」



一択ではないことを
まず知ること

そして
自分なりに考えて
選択の決定をすること

「どうやって」の前に
「なぜ」という前提にフォーカスして
思考をやめないこと

その怠惰は
屈辱的な「弱さ」につながります。


日本人特有の弱さなのかもしれません。


働くようになれば痛感します。





症候と言ってもいい
その弱さを
訓練すべき時期に
解消することは大切だと思います。





だいたい
「大学行きますよ」となるわけですが。

ツッコミどころ満載の
論理だとしても
考えて出した結論は
重みが違います。



怠慢は許しません。





さあ
カレーライスを食べようー!

お残しは許しません。






弱みを直視する

皆さま、こんにちは。鷲見です。
夏至も終わり、
これから日が短くなっていきます。

でも、
夏休みに向かって
気持ちは
真夏の青空に向かって
盛り上がっていく時期です。

高校では
文化祭が行われる時期で、

高卒生は
疲れてくる時期で、

なんとなく
勉強が進まない時期です。


受験生を長い間、みてきて思うのは
この夏休み前の時期は
成功へのプロセスであるということです。

まあ
どんな分野であれ同じです。
受験に限ったことではありません。

誰でもやめたいと思うときはありますし、
辛い時には特にそうですが
自分のしていることに疑問を持つことがあります。
耐える価値があるのかと。

でも、
もし
自分の夢や目標のために始めたことであれば
そんな思いと戦わなければなりません。

楽しくない時でも、
いつも楽しいとは限らないということを理解し
全力を尽くすこと

気持ちの乗らない日でも
その日のすべきことに
挑むこと

何かを達成させたいのならば
これは
プロセスなんです。

大多数にとって。

くるしいとき
もう一度
はじめに思い描いたイメージを確認して
目標を見つめて

大切ですよね。


夏休み前は
よく学習計画を立て直します。

当初の計画から遅れていることもありますが

再度
目標を確認すること
そして
具体的にすべきことを明確すること

そんな理由で
作り直すことが多いです。

受験勉強だけではなく
何かを成功させたければ
短期的な目標を立てて
そこに向かって
すべきことをしていくことが大切です。

結局
誰もが知っているように

小さな毎日の勝利が
大きな夢の実現につながるってことです。


なんか
ラクな方法ないかなあって
考えると思うんですが
無いんですよねえ笑


肝に銘じたほうが良いですね。

小さな勝利を
少しずつ増やしていきましょう。



受験勉強でも
得意不得意の教科の得点で
バランスや戦略を練ったりします。

得意科目で高得点とろうー!
不得意分野は捨てちゃおう―!

もちろん
目標達成には
大切な観点です。


「好きなことで生きていこぅーー!」みたいな。




ただ、
自分の経験から
少し視点をずらしてみると

自分の弱みや不得意、苦手なこと

これを覆い隠さず
直視し、認め
克服してやろうと試みることが

人生をひろげるのではないかと思うのです。
人としても。


ぜんぜん、克服できず
不得意なまま
ひどいまま

そんなことが多いのですが

それでも
克服への挑戦によって

大切なものを手に入れたような




当然
克服したら
その爆発的な表現される前進は言わずもがなで。






梅雨で
ノリノリとはほど遠い日々かもしれません。

もう一度
目標を確認して
すべきことに全力で取り組むということを意識です。

これが
達成への “プロセス” だということです。

具体的な目標を設定し、
毎日の勝利を目指します。

それを増やそう!


そして、
隠してしまいたい
放っておきたい
自分の弱みを少しでも克服できたら
素晴らしいですね!

僕にもたくさんあるので~
見たくない
考えたくない
克服すべき課題がぁぁああ


お互い
粘り強く戦いましょうー!!




梅雨のジメジメ
吹っ飛ばせ!!








エアコン部屋に逃げます。