改善欲にフォーカスする

皆さま、こんにちは。鷲見です。

ラグビーワールドカップ、終わってしまいましたーー。
午前4時起きも終了です。

準決勝からの試合は
一段と激闘でした。

ベスト4チームからみると
ジャパンはまだまだで、
かなり力が及ばないとわかります。

決勝戦は
前回王者の南アフリカと
ラグビー王国のニュージーランドの対戦でした。

1点差で南アフリカが勝利しました。

すごかったーー。
とっっても面白かったです。
盛り上がりました。

観客席には
フェデラーやジョコビッチもいましたね。


少し寂しくなります。
また4年後ですね!




さて、
推薦入試、総合型入試の対策が盛り上がっている
今日この頃です。

主に小論文対策をしているひとが多いと思います。

小論文だけではなく
志望理由書の添削も行ったりしています。

最初は
全然書けません。

小論文なんて
カタチになっていないことも多く、
添削の赤字だらけになることもあります。

逆に
驚くほど
小論文のカタチになっていることもあります。

違いは
何だろうなあと不思議に思うこともありますが、

基本的に
最初は
ほぼ書けないと思っていますので

提出されたモノが
小論文になっていないことは
何も問題ありません。

大切なことは
その添削された小論文を通じて
次に書く小論文がレベルアップしていれば良いのです。


何度か書いたことがあるかもしれませんが

なにかを表現するということは
自分ができるか、できないかの証明ではなく、
習得するための機会であることを
忘れてはいけないと思うのです。

ただ、
入学試験は
できるかできないかの証明が必要です。
黒か白かを求められています。

視点の変換は
難しいのですが
入学試験までの過程に注目すれば

たとえ結果が
不合格でも
たくさん習得したこと
成長したことがあると思います。

本人も周りも
結果だけを注目するので
難しい見方ではありますが
その視点を持つということは
そのあとの
人生において
大変重要なヒントになるはずです。

教育の過程で
どうしても自分の価値を証明したいという点に重きを置いてしまいます。

証明できなければ0で
証明できれば100

でも
本当は
0と100の間には
無数の成長ポイントがあります。

人は
成長することを目標にすることで
不安に負けずに
問題解決に立ち上がることができるようになります。

これはマインドセットの著者、
心理学者キャロル・ドウェック博士の研究でも明らかになっています。

能力を証明することを重視する人は
問題が立ちはだかったとき
早々に結論付け、あきらめ、意気消沈します。

しかし
過程を重視し、自分の成長に注目する人は
抑うつや不安に対処でき
問題を前に忍耐強く前進する傾向にあります。

少し考えてみれば
単純なことで
我々は
目標に向かって進んでいるときには
常に学んでいます。
わずかずつ
成長しています。

それはとても価値あることで
大切な気づきです。


自分の能力を証明したいと思うでしょうし、
結果を残したいと思うでしょう。
当然合格したいでしょう。

ただ、
負けることや
上手くいかないことの方が圧倒的に多いのです。

“100” にならないことがたくさんあります。

昔よりもより良くなっていること
成長していること

粘り強く
学び続けられるようになることが

結果的に多くの目標達成に導くと思います。

まあ、そっちの方が
幸せで、楽しいですしね。





じわりじわりと
忍耐強く
わずかずつ
前進し
陣地を獲得していく

そんなラグビー選手たちの
ひたむきさに
感動して観ていました。


少しずつ
少しずつ

でも
確実に成長しているのです。



楽しむ秘訣ですね。