かためる

みなさま、こんにちは。鷲見です。

この前
ダラダラと夜起きていたら
テレビでクライミングの世界選手権を放送しておりました。
Liveで。


女子の決勝で
日本人も2人出場しておりました。

8名で決勝を争います。
3位以内でオリンピック内定だそうです。

最初
ルールもわからず
見ていました。

2種目複合の競技だったようですが
とりあえず
完登すれば得点が取れて良いようです。

ボルダーと
リールという種目があり
合計得点で順位を決めます。

日本人選手は
オリンピック銀メダリストの野中さん
が出場しているようです。

指や足先はもちろんですが、
隆々の腕、肩、太もも、ふくらはぎの筋肉が
酷使されているのが
見ていてわかります。

どの出場選手も
動きやすいように
ほぼ水着のようなウェアです。

そんな中
もう一人の日本人出場選手の
森選手が出てきました。

なんというか

少女です。

19歳で
大学生です。

他の選手は隆々の筋肉がはっきりと見えましたが
彼女は
Tシャツに
下はジャージです。

きゃしゃな感じで、
他の選手と比べると明らかに小さいことがわかります。

服装と
飄々とした雰囲気から
中高生の部活動という感じです。


そんな森選手は
位置につき
課題のゴールを見つめ、
スタートします。


めちゃめちゃ登っていきます。

ついには

リールという種目で
全選手
トップの得点をたたき出し
複合種目の総合得点で
3位に入り
オリンピックの内定を獲得しました。


あとでわかったことですが
なんと
彼女は天才少女と言われていたそうです。

大学進学のため
競技を休止して
進学後に
再開して
今に至るということです。

リールの種目で
あと少しで完登でしたが
惜しくも
届かず

でも
周りは
大歓声です。

立ち上がって
観客や
コーチ陣は
「うおーーーーー!!」って叫んでいます。

一方
彼女は
ゴールを見つめ

どうすれば完登できたか考えているようでした。

降りてきて
観客の方に振り返り
雑にお辞儀をして
少しだけニッコリして
恥ずかしそうにちょっとだけ手を振って
選手の控え席に戻っていきました。

世界選手権なのに
一人だけ
部活っぽくて笑

ジャージって。


でも
ファンになりました。


清掃のおじさんかと思ったら
会社の社長だったみたいな感じで笑





パリオリンピックで
応援します!!





さて
夏休み。

もう、終盤か。



大人には
あまりない
夏休み。

昔、福山雅治が言っていました。
「元気な子供にさあ、夏休みなんて必要ないんじゃあな~い?
本当に必要なのはさぁ、大人でしょ!」


賛成。


受験生にとって
夏休みを利用して
大量の勉強ができるというメリットはありますね。

ただ
燃え上がるためには
条件があります。

「目標が設定されている」ということです。

人は求められている以上のことは
基本的にしません。

組織心理学者のエドウィン・ロックと
ゲイリー・レイサムの実験によって

具体的で難易度の高い目標が

人の高いパフォーマンスを生み出すことを発見しました。

これは
自分で設定しても
他人に設定されても
みんなで一緒に設定しても

どの設定環境であっても
同様の高いパフォーマンスを表現しました。

気を付けることは
その目標達成までの期間です。

もし
かなり未来の目標の達成であるならば
やる気が続かないかもしれません。

それを
回避するためには
何ができるのか。

それは
「なぜ?」を考えることです。




「最高峰の、”お元気大学”に進学したい!」

難度の高いお元気大学の合格は難しいものです。
そのために
かなり前から準備をしなくてはなりません。

1年前、
2年前、
いや、すみ少年は
そんなに頭が良くないので
3年前から準備は必要です。

3年前から
難関お元気大学に進学するための勉強を継続することができるでしょうか。

大変です。

できるでしょうが、
苦しくなって
勉強をしないこともあるでしょう。

もしかしたら
面倒さによって
お暇大学に志望変更するかもしれません。

かなり未来の目標は
やる気の継続が非常に難しいのです。

そんな時に
どのように考えるのかというと

「なぜ、お元気大学に行きたいのか?」
と、進学の理由を改めて思い出すことです。

どうしても

難関お元気大学に進学することが必要だったはずです。

その思考が
再度自分を奮い立たせます。

もともと
そんな理由はない、
または
お暇大学でもいいじゃん、

そんな思考に至るのであれば
はじめから
お元気大学を志望する権利はなかったということになります。

残念ながら
最初から目標を達成は不可能だったのです。

正しい思考で
正しい理由が設定されていると
未来の目標達成に向けて
苦しい時に
自分の “初心” が自分自身を助けてくれます。

でも、
想いだけで
難関目標を達成することはできません。

そのとき、その時に
「何を」するのかわからなければいけません。

具体的に、
そのときに
何をするのかがわかっていないと
目標達成に至ることはないのです。


「なぜ」は自制心ややる気を高めてくれます。

ただ、取り組む、その瞬間は
「何」の部分にフォーカスして
取り組む具体的な内容に集中します。

これをやって
あれをやって
その次これで
完了後、
それをやるかー

課されているタスクを完了させるように
自分がすべき内容に
意識を向けていきます。



年間計画を立てていますが
それをもとに
週間計画、
必要であれば
日々のタスクを管理することが大切です。

その計画やタスク管理が
難しい目標の達成を導きます。



時折、
目標達成が難しいと感じることもあるでしょうし
苦しい時もあるはずです。

そんな時は
「なぜ」その目標だったのかを思い出しましょう。
もう一度
夢が鮮明になるようにイメージし直しましょう。

それが
自分自身を助けてくれるはずです。


そして
奮起したのであれば
すべきことである「何」を意識し

「これ、やるんだー!」とチョコを食べながら塾長に言われた
学習内容に集中して取り組みましょう。






「なぜ」と「何」が
目標達成には必要です。


ちょっと意識してみると良いですね。











生徒が言っています。

「指定校で進学したーーいー!」

「”なぜ” なら、楽じゃないですかー。」
「学校の先生から、”何” の大学、学部があるか聞かなきゃ。」



イイですねー
「なぜ」と「何」がありますねー
こりゃあ
目標達成しちゃいますね。







楽しく生きろよーー